- 建築業界の仕事でデスクワークで出来る仕事ってどんなのがあるんだろ?
- 内勤で建築業界に関われる仕事が知りたい
- パソコン操作が好きで、建築業界で活かすことって出来ないかな?
こんな思いを持たれたことはありませんか?
そんな方に向けてこの記事では「建築積算」の仕事について紹介していきます!
建築業務の中でも、積算の業務(以下、積算業務)はあまり知られていないかもしれません。
しかし、積算業務は建築会社の中でもとても大事な役割を担っています。
なぜなら積算業務がしっかりしていなければ、工事を行う現場で色々な具合が起こってしまうからです。
ここでは6年積算業務をしていた自分が積算とは何か?を詳しく解説します!
【筆者のプロフィール】
関西在住の双子座O型女性🙂
文系出身で建築の知識ゼロから建築積算の仕事を始めて6年😃
・何も知識がない中で、建築の専門職をやっていく大変さ
・6年働く中で、建築の仕事を続けていくために必要な経験や知識
に関しては誰よりもわかります☺️
積算って何?
積算とは、建築の図面をもとに建築物が完成するまでにどのくらいの㎡数が必要なのかの見積もりを算出する仕事です。
もっと簡単に言うと、建築物の面積を明確にする業務です。
ここがしっかりしていなければ、想像以上にお金がかかってしまったり、建物の材料の数が合わなかったりと大きな支障をきたしてしまいます。
職人さんへの日給などを左右する大事な仕事になるので、建築に携わる業務の中でも、欠かせないもののひとつと言えるでしょう。
積算ってどうやるの?
ではどうやって建物の数量を算出するのかと言うと、会社の積算ソフトを使って、設計図面を見ながらPCへ入力していきます。
そうすると3Dとして建物が見られて、自動的にどのくらいの㎡数が必要になったのか概算を出していくのです。

出典:ふくおか経済Web
右の画面で入力した部材が、左の画面のように3Dで見られて、どのくらいの面積が必要になったのか表で出てきます。
こんなこと建築学科卒じゃないと出来ないんじゃないの⁉
と思われるかもしれませんが、実は文系で建築知識ゼロでも出来ます!
実際私自身がそうですし、入社してきた人の多くも建築未経験者が多い環境でした。

積算業務は図面の読み込んで、どうやって建物が出来上がっていくのかを考えて、学びながらやっていくお仕事!
そして積算する物件は、新築や増築で毎回違う物件ばかり。
1つとして全く同じ物件はありません。
だからこそ毎回違う物件に携われる面白さがあります!

このように日々新しい建築物に携わっていくため、働いてからも学び続けられる人に向いているのです。
勤務スケジュール
私が勤めていた積算会社ではこのようなスケジュールで働いていました。
08:40 掃除
08:55 朝礼
09:00 始業 積算・電話メール応対・他社員の積算物件でミスがないかチェック・納期までのスケジュール調整・図面の手配等
12:00 昼休み(1時間)
13:00 積算・電話メール応対・他社員の積算物件でミスがないかチェック・納期までのスケジュール調整・図面の手配等
18:00 退勤

基本的にはデスクワーク中心です!
ですので建築積算業は
- PCで仕事するのが好き
- 営業職のように外に出て人と話すのが苦手
- 毎回決まった建物じゃなくて、違う物件に関わってみたい
- 自分がPCの中で建物を建てていく感覚を体験してみたい
- コツコツと物事を進めていける
こんな方に向いています!
建築積算士の年収は?
建築積算士の年収は
経験者:400万円~900万円前後
新卒・未経験者:200万円~300万円前後
と幅があります。
出典:建設転職ナビ
また会社によって異なりますが、二級建築士や一級建築士などを持っている場合、「資格手当」が支給される可能性があります。

二級建築士7,500円 一級建築士15,000円前後の場合が多いようです!
建築資格なし・デスクワークで出来る建築積算業の仕事とは? まとめ
積算業務は一般的にはあまり知られていない職種ではあるものの、建築業界の中で欠かせない大事な仕事です。
- 建物をPCの中で建てていける面白さがある
- 初心者からでも建築の専門技術が学べる
- 建設現場に出るなど肉体労働は苦手だけど、内勤で建築に携われる仕事がしたい
積算だからこその魅力もあり、専門性を身に着けたい方におすすめです!
建築・建設業界への就職・転職を検討している人は、ぜひ積算業務にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
建築業界の仕事を探すならマイナビ・リクナビ
建築の仕事は本当にたくさんあります。
そんな中でも
「実際にどうやって建築の仕事を探していけばいいの?」
と思われる方も多いはず。
そこでおすすめなのがマイナビ・リクナビ
最も有名な求人サービスで、多くの人がマイナビ・リクナビに登録しています😄
圧倒的掲載企業数、情報量、イベントの大きさが魅力😀
基本的にどのジャンルの職種も幅広く取り扱っていて、建設業界の求人も豊富です☺️
無料の会員登録をすれば、求人に役立つ情報やESの書き方などを教えてくれたり、色々なイベントに参加したりも出来ます😃
全国・全業種・全業界を網羅しているので、職種に迷った場合はとりあえず登録しておくのがオススメです😉
コメント